仮想私事の原理式

この世はワタクシゴトのからみ合い

家族用PC壊れる。

 12月に入って、なぜかいろんなものが一斉に壊れたり止まったりした。
 枕元の蛍光灯と門灯が切れて、壁掛け時計の電池も切れた。台所の水道のお湯が止まらなくなり、ギュ―っと力を入れて締めたら、蛇口がエンドレスに回るようになってしまった。蛇口を分解したら、コックのネジ山がほとんど無くなっていた。これは…ネジ山はどこに消えていったのだろう? やっぱり水と一緒に流れ出てきたのかな? そうだとしてら、うちの水道水の鉄分は結構な量だったに違いない。ミネラル超豊富。

 そして、ある日帰ったら家族用パソコンが動かなくなっていた。電源ボタンを押しても、BIOSすら起動しない。テスターで電源スイッチとマザーボードの間の線をチェックしたら切れてなかったので、電源ユニットかマザーボードが故障と推定。

父「今日ブレーカーが落ちたんだけど、それ以来動かなくなった。まったく母ちゃんは…ブチブチ」
僕「パソコン動いてる最中に? 古いし、それが原因かもなぁ」
父「いや、動いてなかった」
僕「それ、母ちゃんヌレギヌ」

 とりあえず新しいパソコンを買う気は無いらしいので、電源ユニットの代えをネットで探してみたけど、7年前くらいのスリムタワー(うちはCOMPAQ Presario3900)はメーカー独自規格を使っていたりするので、交換可能な電源がなかなか見つからない。
 やっぱり新品かなぁ…と思っていたら、COMPAQユーザの掲示板を発見。それによると、どうもPresario3900は電源ユニット内のコンデンサーがイカレやすいらしい。さらに修理屋さんのブログにPresario3900の電源修理のエントリも発見。「これはもう見るしか!」と電源ユニットを開けることを決意。
 ……したまでは良かったが、電源ユニットを取り外すためにはマザーボードやらドライブやら、全部外さないといけないらしい。非常に面倒くさい。

 そもそも、何でおれだけ一生懸命やってんだ? このパソコン使ってないのに。だんだんイライラしてくる。

 なんとか電源ユニットに到着。

 やっぱり、コンデンサーが妊娠していました。というか、破裂してる(写真ボケててゴメンなさい)


 12月24日、世がクリスマス・イヴで華やいでいる中、秋葉原に行ってコンデンサーと半田ゴテセットその他もろもろを買って、ダルそうな街頭メイドさんを眺め、ケバブ食べて帰ってきました。そして、夜な夜な半田付け。

 結果、復旧しました。良かった良かった。
 クリスマス・イヴにこんなことしてる悲しさはあったけど、理系的には一歩前進したから、まぁ良かったかなと。