仮想私事の原理式

この世はワタクシゴトのからみ合い

ちょっとした喜び



素直なカミーユ

 昨日観た劇場版Zガンダムで、主人公カミーユが仲間(確かメカニックのアストナージ)の気遣いに対して、素直に「ありがとう」と言っていた。これがトミノ御大の言っていた「カミーユの位相を変える」ということか・・・(原作でも言ってたっけ?)。
 なんというか、「ありがとう」と言えるカミーユを見られて、嬉しかった。

チャラ兄ちゃんのちょっとした優しさ

 朝の駐輪場で、奥がまだ空いているにもかかわらず、入り口付近の通り道に自転車が停めてあった。急いでたのか、面倒だったのか知らないが、かなり邪魔。
 こちらは原付なのでそうそう小回りが利かず、通り抜けようとしても通り抜けられず、さらにはその自転車に接触してしまい、倒れ掛かってきた。
 左手で原付、右手で自転車を支え、どうしたもんかと思ってると、チャラチャラした風の兄ちゃんが通ろうとやってきたので、ひとまず道を譲った。そうしたら兄ちゃんが、倒れ掛かってきていた自転車を引き受けて、立て直してくれた。

嬉しい(チャラチャラファッションの人に偏見があったので余計に)。

ありがとう、兄ちゃん(多分おれの方が年上だけど)。


網棚譲ってくれた姉ちゃん

 帰りの電車で、荷物を持って立っていた。目の前の網棚には隣の姉ちゃんの荷物が乗せてあったが、その隣にまだ荷物を置けるスペースがあったので、乗せようかなと画策していた。ただ、ちょっと狭い。ぐいっと押し込む形になってしまいそう。まぁ、僕はかまわないんだけど。
 そうしたら、その雰囲気に気づいた姉ちゃんが、自分の荷物を空いてる隣に寄せて、おれの前にスペースを作ってくれた。

嬉しい。

ありがとう、姉ちゃん。



人のちょっとした親切に触れると結構幸せな気分になれる。
2回もされると、かなり嬉しい。ひとり、にやけて帰った。