仮想私事の原理式

この世はワタクシゴトのからみ合い

自作ロボット入門記録(1)

 GWが見事にノープラン。どこにも行く予定がない。8連休もあるのに。
 「こうなったら屋久島でも行ってみっか!」と思って連休2日前にツアーとか調べてみたけど、案の定そんな都合のよいツアーは無かった。「行ってみっか」なノリでは、さすがに無理らしい。おかしいなー。2年前に富士山に行ったときはツアー予約3日前、装備購入前日という「行ってみっか」なノリで行けたんだけどなー。
 仕方が無いので、普段やろうと思いつつもサボってなかなか手を付けていなかったことに、少しずつ手をつけることにした。そのうちの一つが「ホビーロボット作成」。
 3年前くらいに吉野耕司著「60日でできる!二足歩行ロボット自作入門」(現在絶版?)を買って「これでオレもロボット自作できるのか!」と息巻いたのだが、パーツ購入の手間・費用、工作のハードルが割と高いことに尻込みし、「そのうちね…」と思っているうちに巻いた息も元に戻ってしまっていた。しかし、こういう余暇こそ、やるべきときではないか!

アキバでパーツ購入

 GW初日にアキバでパーツ購入。過去にも工作用パーツを少しは買っていたので、足りてないパーツを。とはいっても、いっぱいあったんだけど。電線(より線)、スペーサ、3端子レギュレータ、コンデンサ、3pinコネクタサーボモータ、距離センサ、加速度センサetc・・・。サーボモータの高さにちょっと尻込みして必要数を買えなかった。とりあえず現時点で必要そうなパーツは大体買えたから良いか。以前より進歩したのは勇気を持ってお店の人にパーツの所在を聞けるようになったことw
 電子パーツを買う人達って、老若男女様々なことにまず驚く。若いカップルの他に、おばちゃん二人で工作用パーツを漁ってたりする。年配の人はオーディオ関係工作の人が多いのかな。そういう人たちと店員との会話がさっぱり分からない。元々電子回路の知識なんてほぼゼロに等しいし、電気回路の知識だって怪しいから、そういう会話をしている場で初心者質問をすることに抵抗があったんだよね。つまらん虚栄心かもしれないけど、そういう「玄人の店」みたいな感じがあって。

 GW初日ということもあってか人通りが多い。AKB48のカード集みたいなのを持った集団をよく見かける。最近はアキバへの抵抗度も減ってきたけど、自分にとってはいまだに「他では手に入らない電子部品を売っている街」としての価値しか無いなぁ。あとは「街頭メイドさんを眺められる街」か。ピンキリだけど。
 

工作(主に半田づけ)

 素人もいいとこなので、順当に本に従い作成。ユニバーサル基板に3端子レギュレータ、コンデンサ、電源用3pinコネクタ(オス)を半田付け(後で知ったが、安定化電源回路を作っていたらしい)。電池ボックスに3pinコネクタ(メス)を付け、基板裏でいろいろ配線。IC(74LS04)やらLEDやらH8マイコン(H8/3069F)用のアダプタやらも半田付け。下手くそなりに一日半田付け。これはこれで楽しい。

 結果、こうなった。

 裏面が痛々しい。半田付けが下手すぐる。

 それでも電池つないでスイッチ入れたら、ちゃんとLED光った。一安心(確認用だけど)。

 H8/3069Fと合体させたとこ。

 実はこのH8/3069F、本ではH8/3067Fとなっている。なんで違うものを買ったのか、半年以上前なので思い出せない。安かったのかな? 新型だと思ったから?*1 その他、単3電池4本ボックスも本の指示とは違う。本ではNi-MH電池だった。「順当に本に従い作成」と言いつつも、全然従ってない。これが我が家クオリティ。「6V出せればいいんでしょ? エネループ入れられるようにすれば、他のことにも使えるしお得じゃん」と思ったのだ。ところがネットで見たところ、「アルカリとかマンガン電池じゃサーボ動かないよ〜」とか書いてある。あとが怖い。

 こんな感じで、作成1回目終了。2回目がいつになるは未定。回路についても、ちょっと勉強するつもり。

*1:正解は、H8/3069Fが生産終了になってて、入門書著者のHPでH8/3069Fを代替で推奨していたから。