仮想私事の原理式

この世はワタクシゴトのからみ合い

暗い日記は心に悪いらしい

 今日は13日の金曜日、というのは、どうでもよい。

 最近の日記が随分とダークサイドに偏ってきてるような気がする。まずい。こんなの晒しても仕方ない。まさしく、広告の裏にでも書いていればいいような状態。自分の個人的な日記なら、構わないんだろうけど。

とか、思っていたけど。


 先日、「3分間日記」(今村暁,かんき出版)という本を立ち読みした。
 最近、こんな感じの本が多く売られているような気がする。「成功するノートの書き方」とか「成功する手帳のつけ方」とか。別に批判するわけじゃないが(結構、そういうの参考にする方なので)、
だいたい似たような部分が多いわけで、この本もそんな感じかとは思ったが、「日記」という部分に少々興味をそそられて、覗いてみました。時間がなかったので、本当にちょっとだけ。

 内容は「5つの項目に関して日記を書くことで、仕事や人生が良い方向に向かう」みたいな感じのことが書かれている。ちょっと参考にしてみようか。ノートに書くことによる効果というのは、自分もそれなりに体感しているから共感できる。今までのスタイルがあるので、全部それに従うのは少々抵抗があるけど。

 そして、さらに「日記は書けば良いわけではなく、書き方によっては悪影響を及ぼす」とあった。

おい。ちょっと。自分の(はからずしもそうなってしまった元・思考ノートの)日記、この本に書かれているような建設的な内容なんかよりも、迷いと悔恨であふれかえってるぞ(特にここ数年なんか酷い)。

 個人的な日記なら、構わんだろうとか思ってたら、
自分と日記で負のキャッチボールをしていた面があったようです。ノートに記すことの効果を知っていながら、というか、むしろ知っていたからこそ、情緒安定のため(?)に時々書いたりしてましたが、諸刃の剣といったところか。